【フィリピン留学あるある】トイレの使い方に戸惑う
フィリピンで一番戸惑ったこと。
トイレです。
まず寮で暮らすとき、言われたのはトイレットペーパー流さないで、トイレのゴミ箱に捨てるように。と。
はじめは、ありえないと。
とくに大をした後の紙をゴミ箱にそのまま、次のクリーニングの日までゴミ箱に寝かしておくとは、恐怖。
と思ったものだが、数日で慣れる。
大の後のペーパーは、上から一層頑丈に包んでしまえばそんなに匂わんということがわかった。
次に外出時。
トイレにはペーパーは備え付けられていない。
うっかりトイペを忘れて用を足してしまったら、特に大。
おそろしや。
でも一番の衝撃はね、便座のないトイレ。
便座のないというか、座る部分。
日本の洋便器だったら、蓋があって、開けると座る部分が出てきて、それを上げると男性の立ちションモードでしょ?
フィリピンのお便座はほぼ、男性の立ちションモード便座オンリーなんです。
ホテルとかは違いますが…
あー、写真がないのが悔やまれます。
トイレに入ってみて…
おや?便座ないぞ?壊れてるのかな?
と思い、隣の個室へ。
隣も同じ。また隣も。
…
はっ!全滅。
そんなー、お便座にお尻をつけるなんて、とてもじゃないけど…できないよ…
その便座を見てみると、便器の淵に足跡がついているのです。
うー、ばっちい。
便座を前に立ち尽くす。
あ、なるほど。
淵に乗ってするスタイルね!
と思いましたが、慣れない地、慣れないスタイルでの用足しに挑戦するという勇気は持てませんでした。
というのも、トイレの床は湿っており、万が一バランスを崩したり、便座から滑って落ちてしまったとき。
お尻丸出しで、湿った床に叩きつけられてしまうリスクが高く、とても挑戦する気にはなれず尻込みしてしまったのです。
というか、フィリピンにきて初めて、日本のトイレで見かけるこの注意書きを理解することができたのです。
写真の右下のやつ!
絶対する人いないでしょーって思ってたけど、まさにこのことだと思いました。
同じようにフィリピンの人が日本にきたときは戸惑うのでしょうか。
しばらく考えた結果、
尻浮かしスタイルで決行することとしました。
小のときはまだよいのですが、大のときは結構体力がいります。
でも3ヶ月もいたら慣れてしまうものですね。
最後は、水汲み水洗スタイルです。
これは大したことはありません。
用を足した後、備え付けの桶やバケツの中のお水を杓子ですくって流します。
そして一番難易度が高いと感じるのは、
便器と水の桶がある。ペーパーを捨てるところはない。
→ペーパーでは拭かずに、桶の水を汲んで手で洗うスタイル。
自分は遭遇したことがないのですが聞いた話です。
もし遭遇したら、
逃げる
を選択するでしょう。
もし、切羽詰まったときにこんなトイレに遭遇したら…どうしたらいいかわかりませんね。
でも、このようなトイレはなかなか留学に来て遭遇することは多くなく、例えば現地の人とか先生とかと仲良くなってお呼ばれしたりしたときに遭遇することがあるようです。
綺麗な環境で過ごしてきた日本人が、このスタイルで洗ってしまうとおそらく膀胱炎とかになっちゃうかもしれませんね。
遭遇した方、気をつけて!
まとめ
1.トイレットペーパーを持ち歩く
2.座面なし便器での用足しは、尻浮かしスタイルが無難
3.桶の水で洗うスタイルに遭遇したときに、ちゃんと紙で拭けるように使用後の紙を捨てる袋をトイペと一緒に持ち歩くと安心?!
以上です。
はじめはなにかと衝撃を受けることが多かったフィリピンのトイレ事情ですが、
慣れます。大丈夫。